球技のコーチング学 (日本コーチング学会さん)

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目次

  • 第一章 球技の特徴
  • 第二章 球技におけるゲームの特徴
  • 第三章 球技における競技力の構造
  • 第四章 球技におけるパフォーマンスの分析
  • 第五章 球技におけるトレーニングの原則
  • 第六章 球技における競技力の養成
  • 第七章 試合への準備
  • 第八章 試合における指揮
  • 第九章 球技におけるチームマネジメント

 

球技系だけではなく、スポーツ指導者は持っておくべき一冊!

 

それと、なんてたって、読み応えがあるボリューム!

 

参考文献がしっかり記載されている本なので信頼性は高い!

 

まずは「第一章 球技の特徴」から

 

  球技の特徴

 

「球技」を把握するために、「球技とは何か」について触れられている。

 

この本の中で、球技とは

 

「自ら確定することのできない経過を伴い、競技形態において達成が規定された運動遊戯の一類型である。」

 

「国内的あるいは国際的に統一された明示的なルールに従い、個人やグループ内しチームがボールあるいはその類似物を媒介として攻防を展開する中で、結果の成功や勝利を志向する競技化したスポーツ運動」

 

と定義づけられている。

 

 

 

  試合の流れ

 

バレーボールは流れの競技とも言われており、バレーボールの流れに関しては淺井雄輔さんがいくつか論文を投稿している。

 

現場のコーチには目の前で時々刻々と変化するゲーム状況という小さな流れを、一試合という目に見えない大きな流れの中に位置付けて把握し、試合の指揮を執っていく思考が必要になる。

 

そこで、この本では「流れ」や「勢い」に関するヒントとして、「視覚化」することによって思考する必要があると述べている。

 

 

 

  心的・知的能力

 

心技体と言われるように、心的・知的能力はパフォーマンスに関連する重要な要素の一つで、コーチは心理的な側面を理解する必要がある。

 

この本では、「心的競技能力診断検査(DIPICA.3)」を用いた評価方法や、トレーニング日誌から評価する方法など有効な手法も記載されています。

 

 

 

  トレーニング計画の重要性

 

コーチは現状を理解してトレーニング計画を作成しなければなりません。

 

なぜならば

 

無駄な時間を省き、有用な時間を作り出し、限られた時間をどのようなトレーニング内容に使うか考えなければならないからである。

 

トレーニング計画を作成する上で重要なことは、

 

その種目がどのような特性であるかを理解しておくこと

 

スポーツにおけるパフォーマンスの向上やチームが好成績を収めるためのトレーニング計画は、客観的データに基づいて作成されなければならない。

 

と述べられており、この本の中で具体的にトレーニング局面からバレーボールを例に記述されている。

 

 

  執筆者

 

「球技のコーチング学」の執筆者にはバレーボール界から

 

安保澄さん(日本バレーボール協会 バレーボール全日本女子ジュニア(U-19、U-20、U-23)監督)

 

松井泰二さん(早稲田大学男子バレーボール部監督 ユニバーシアード男子日本代表監督)

 

石丸出穂さん(仙台大学男子バレーボール部監督)

 

日本代表監督元日本代表アナリストの豪華なキャスティング!

 

また、バレーボールだけではなく、1つの観点からだけでは語れないスポーツを様々な角度から多くの執筆者の意見を集約された一冊!

 

これから指導者になろうとしている大学生や指導者には絶対に必要な本だと思います。ぜひ読んでみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 


書籍情報

大修館書店 初版2019年8月1日

編集者 日本コーチング学会

発行者 鈴木一行

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